年金時代

雇用労働 精神障害の労災請求件数が2,000件を超えて過去最多

厚生労働省は6月26日、令和元年度の過労死等の労災補償状況を公表した。それによると、精神障害の請求件数は前年度比240件増の2,060件、支給決定件数は同44件増の509件となり、いずれも過去最多を更新したことがわかった。請求件数の伸びは7年連続で、初めて2,000件を超えた。業種別に見ると、請求件数が最も多いのは介護施設や保育所等の「社会保険・社会福祉・介護事業」で256件、病院・診療所等の「医療業」が169件と続き、医療・福祉関係の業種が上位を占めた。支給決定件数も同様の傾向で、最も多いのが「社会保険・社会福祉・介護事業」の48件、次いで「医療業」の30件だった。

一方、脳・心臓疾患の労災補償状況では、請求件数が前年度から58件増えて935件。同じく支給決定件数は同23件減の215件だった。業種別では運輸業、郵便業における「道路貨物運送業」が請求件数144件、支給決定件数61件で最も多くなっている。

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