年金時代

公的年金 令和元年度国民年金保険料の最終納付率76.3%で過去最高

厚生労働省は6月29日、令和元年度の国民年金の加入・保険料納付状況について公表した。それによると、令和元年度の最終納付率は前年度から1.7ポイント増えて76.3%となり、統計が開始された平成16年度以降、過去最高を更新した。国民年金の保険料は過去2年分まで納付が可能であり、最終納付率は平成29年度分の保険料の納付率に当たる。平成29年度の現年度納付率と比較すると、10.0ポイント上昇した。

令和元年度の現年度保険料率は前年度から1.1ポイント増えて69.3%となり、平成23年度の現年度納付率から8年連続の上昇となった。

一方、国民年金被保険者の加入状況は、厚生年金保険被保険者の増加等によって減少傾向にあり、前年度末から18万人減の1,453万人となった。このうち、全額免除または猶予者は同9万人増の583万人、一部免除者は同1万人増の41万人。内訳を見ると、全額免除・猶予のうち、法定免除者は136万人、申請全額免除者は212万人、学生納付特例者は180万人、納付猶予者は55万人。一部免除のうち4分の3免除者は20万人、半額免除者は13万人、4分の1免除者が7万人。このほか、産前産後期間中の免除者は1万人だった。

公的年金全体で見ると、公的年金加入対象者は6,768万人でこのうち加入者は6,759万人、未加入者は9万人。加入者のうち未納者は125万人で、未納者・未加入者(計134万人)の割合は、公的年金加入対象者の約2%だった。

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