年金時代

[雇用労働]賃金カット実施企業10.9%、宿泊・飲食サービス業に多く

厚生労働省は11月25日、令和2年賃金引上げ等の事態に関する調査結果を公表した。それによると、令和2年中に賃金カットを実施または予定している企業が10.9%となり、前年から4.9ポイント上昇したことがわかった。産業別では「宿泊業・飲食サービス業」が23.6%(前年5.9%)で最も多く、以下「金融業、保険業」22.7%(同5.9%)、「教育、学習支援業」18.8%(同8.0%)、「生活関連サービス業、娯楽業」15.8%(同6.0%)と続いた。背景には、新型コロナウイルス感染拡大により、企業の業績が悪化したこと等があるものと考えられる。

夏の賞与の支給状況についても、同様の傾向が見られた。夏の賞与を支給しない企業は11.5%となり、前年から4.1ポイント上昇。産業別では「宿泊業・飲食サービス業」が40.6%(前年21.6%)で最も多く、次いで「生活関連サービス業、娯楽業」29.7%(同12.7%)、「金融業、保険業」22.7%(同3.0%)が続いている。

調査は令和2年7月~8月に常用労働者100人以上の民間企業3,258社を対象に実施し、1,670社の回答を集計した。

厚生労働省ホームページ▶令和2年賃金引上げ等の実態に関する調査(11月25日)
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