年金時代

[公的年金]令和4年度の国民年金保険料額と令和3年度における国民年金保険料の前納額を公表

厚生労働省は1月22日、令和4年度の国民年金保険料額(月額)は1万6,590円(令和3年度に比べ20円の引き下げ)になると公表した。国民年金の保険料は、平成16年の制度改正により、毎年段階的に引き上げられてきたが、平成29年度に上限(平成16年度価格水準で1万6,900円)に達し、引き上げが完了した。そのうえで、平成31年4月から、次世代育成支援のため、国民年金第1号被保険者(自営業者など)に対して、産前産後期間の保険料免除制度が施行されたことに伴い、令和元年度分より、平成16年度価格水準で、保険料が月額100円引き上がり1万7,000円となった。実際の保険料額は、平成16年度価格水準を維持するため、国民年金法第87条第3項の規定により、名目賃金の変動に応じて毎年度改定され、令和4年度については1万6,590円となった。

また、国民年金では、一定期間の保険料をまとめて納めることにより保険料が割引となる前納制度を設けている。同日、令和4年度の国民年金保険料額が公表されたことに伴い、厚生労働省では令和3年度における国民年金保険料の前納額を公表し、以下のとおり、同省ホームページにおいて広報した。

■6ヵ月前納の場合の保険料額(令和3年4月~令和3年9月分の保険料または令和3年10月~令和4年3月分の保険料が対象)
・口座振替の場合:98,530円(毎月納める場合より1,130円の割引)
・現金納付の場合:98,850円(毎月納める場合より810円の割引)

■1年前納の場合の保険料額(令和3年4月~令和4年3月分の保険料が対象)
・口座振替の場合:195,140円(毎月納める場合より4,180円の割引)
・現金納付の場合:195,780円(毎月納める場合より3,540円の割引)

■2年前納の場合の保険料額(令和3年4月~令和5年3月分の保険料が対象)
・口座振替の場合:382,550円(毎月納める場合より15,850円の割引)
・現金納付の場合:383,810円(毎月納める場合より14,590円の割引)

なお、クレジットカード納付の前納の保険料額は現金納付と同じ金額になる。前納制度を利用するには、年金事務所に申出を行う必要がある。口座振替およびクレジットカードによる6ヵ月(4~9月分)、1年および2年前納の申込み期限は令和3年2月末まで、現金納付については4月中であれば手続可能だ。手続等の詳細については、日本年金機構ホームページあるいは最寄りの年金事務所まで。

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