年金時代

[雇用労働]令和2年度の「過労死等の労災補償状況」を公表

厚生労働省は6月23日、令和2年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめ公表した。それによると、過労死等による労災請求件数は2,835件(前年度比161件減)、支給決定件数は802件(同77件増)、うち死亡(自殺未遂を含む)は148件(同26件減)となった。

脳・心臓疾患による労災補償状況については、請求件数が784件(同152件減)、支給決定件数は194件(同22件減)で、うち死亡件数は67件(同19件減)となった。また、業種別で見ると、「運輸業、郵便業」のうち「道路貨物運送業」が請求件数118件、支給決定件数55件で最多となった。

精神障害による労災補償状況は、請求件数が2,051件(同9件減)、うち未遂を含む自殺が155件(同47件減)。支給決定件数は608件(同99件増)、うち未遂を含む自殺の件数は81件(同7件減)となった。業種別で見ると、「医療、福祉」のうち「社会保険・社会福祉・介護事業」が請求件数275件、支給決定件数79件で最多となった。

裁量労働制対象者に関する労災補償状況では、脳・心臓疾患の支給決定件数は1件で、専門業務型裁量労働制対象者に関する支給決定だった。また、精神障害の支給決定件数は6件で、すべて専門業務型裁量労働制対象者に関する支給決定だった。なお、新型コロナウイルス感染症に関連する精神障害の支給決定件数は7件あった。

厚生労働省ホームページ▶令和2年度「過労死等の労災補償状況」を公表します
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