年金時代

[公的年金]眼の障害についての認定基準や診断書様式の変更について意見募集

厚生労働省は7月16日、障害基礎年金、障害厚生年金、障害手当金の障害認定基準と診断書様式の見直しを行う政令案と通知案について意見募集を開始した。障害認定基準は、新しい医学的知見などを取り入れ、必要に応じて見直しを行っている。今回は、令和3年4月~5月に「障害年金の認定(眼の障害)に関する専門家会合」での検討結果を踏まえて眼の障害について認定基準や診断書様式の改正を行う。視力の認定基準を「両眼の視力の和」から「良い方の眼の視力」に変更するほか、視野の認定基準を従来のゴールドマン型視野計に基づく認定基準に加え、現在広く普及している自動視野計に基づく認定基準も創設する。また、自動視野計による測定の導入に伴う基準の整理を行とともに、視野障害をより総合的に評価できるよう求心性視野狭窄(きょうさく)や輪状暗点といった症状による限定をやめ、中心視野消失による視野障害(中心暗点)等も含めて測定数値が基準を満たす場合は、障害等級を認定するようにするなどの認定基準を変更する。公布日は令和3年8月下旬、施行日は令和4年1月1日。意見募集は8月14日に締め切られる。

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