年金時代

[統計調査]高齢化率が過去最高の29.1%――2021年9月15日現在

総務省は9月19日、敬老の日(20日)にちなみ高齢者の人口や就業の現状について公表した。15日現在で高齢化率は29.1%と過去最高を更新した。高齢者の高齢化が進み、高齢者のうち75歳以上人口が半数を超え、総人口に占める割合も15%になった。他方、2020年の高齢就業者は過去最多の906万人になった。

総人口は前年に比べ51万人減少して1億2,522万人になる一方、高齢者は前年より22万人増加して3,640万人と過去最多。総人口に占める割合も前年より0.3ポイント上昇し、29.1%と過去最高になった。特に75歳以上人口は前年より9万人増加して1,880万人になった。総人口に占める割合も0.1ポイント上昇して15.0%になり、高齢者の半数を超えた。また80歳以上人口は46万人増加して1,206万人。総人口に占める割合も0.4ポイント上昇して9.6%になった。いずれも過去最多、過去最高を更新した。

今後とも総人口は減少する一方、高齢化は進展し、2040年には高齢化率は35.3%になり、特に75歳以上人口の割合が20.2%になる見込み。

高齢者人口及び割合

また、日本の高齢化率29.1%は世界一であり、2位のイタリア(23.6%)よりも5.5ポイントも高い。

他方、2020年の高齢就業者は前年より14万人増加して906万人となり、17年連続で過去最多を更新した。高齢者に占める就業者の割合(就業率)は25.1%になり、9年連続で上昇している。年齢階級別にみると65~69歳は9年連続で上昇し49.6%。70歳以上も4年連続で上昇して17.7%になった。15歳以上の就業者総数に占める高齢就業者の割合は13.6%となり、過去最高になった。

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