年金時代

[協同労働]労協連「協同労働・よい仕事研究交流全国集会2022」3月5日全体会⑴座談会●「気候正義」と「生物多様性」から労働者協同組合の「協同労働・よい仕事」を考える

 

日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会(=労協連)は3月5・6日、「協同労働・よい仕事研究交流全国集会2022」をオンラインで開催した。5日の全体会では⑴座談会⑵基調提起⑶パネルディスカッション、6日の分科会では40の分科会に分かれグループ討議を行った。全体会⑴座談会では、エコストアパパラギの武本匡弘さん、豊岡市コウノトリ共生部コウノトリ共生課課長補佐の宮垣均さん、労協連理事長の古村伸宏さんが「気候正義」と「生物多様性」の取組みから、ワーカーズ(労働者協同組合、以下同)における「協同労働・よい仕事」のあり方を探った。
 座談会で話し合う、左から武本さん、古村さん、宮垣さん。

古村:全体会前半の記念座談会を始めます。内容はひじょうに盛りだくさんで、初めて聞くような話が圧倒的に多い。しかし、きょう語られるあるいは知ることになる事実は紛れもなく、わたしたちがその加害者のひとりであるということなのだろう。したがって、きょうみんなで共有する危機はわれわれが何か行動を起こさない限り変わっていかない。しかも、きょうあす、行動すれば終わるということではなく、続けていかなければならない。粘り強く取り組んでいかなければいけない課題なのだろうと思います。学びの出発点という位置づけで、ぜひ、みなさんに聞いていただきたい。

古村伸宏さん(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会理事長)

きょうは、おふたりの方にゲストでお越しいただいています。まずは、本拠地は藤沢ですが、活動領域は全世界にわたる、エコストアパパラギの武本匡弘さんにプレゼンしていただきます。武本さんは、プロのダイバーですが、昨今の仕事の中心は環境活動家ということで、とくにわたしたちが、ふだん目に触れることのない海の中でいったいどういうことが起こっているのか、それはいったいなぜ引き起こされているのかを、お話しいただきます。

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